フランスセルマー(フラセル)マーク6(MK6)のオーバーホールの続きです。
キーや管体を細かなサビを取り除き、仕上げにバフがけをします。
バフをかけて真鍮のつやが出たら、次に脱脂をします。
きちんと脱脂できず薬剤が残っているとその部分から変色してくるのでこの作業は、非常に重要です。
脱脂した管体やキー・パーツは2週間ほど放置して落ち着かせました。
その後は、従来のオーバーホールと同じです。
下の画像は、修理が完了したサックスです。
若干キーカップなどにデコボコがありますが、お客様と相談した結果、
音への影響を考慮し、できる限り真鍮を削るのを避けて磨いたためです。
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フランスセルマー(フラセル)マーク6(MK6)のオーバーホールの続きです。
管本体からキーをばらし、ベルと本体をはずしました。
50%以上ラッカーが剥がれ、サビがまわっています。
剥離剤でラッカーを剥離し、管体やベル・キーを磨いていきます。
アルペジオ楽器がお世話になっている、ビルのオーナーさんにもらったインド製の磨き剤を使って磨いていきますが、
この臭いがキョーレツで店内で磨くと凄いことになるので、あえなく店の外で磨いていきます。
いろんな磨き剤を使ってみましたが、このインド製が一番よくサビが落ちます。
インド製でキーや管体を大まかにサビを落としていきます。
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