投稿日:2010年07月15日 13:02 木曜日
フランスセルマー(フラセル)マーク6(MK6)のオーバーホールの続きです。
キーや管体を細かなサビを取り除き、仕上げにバフがけをします。
バフをかけて真鍮のつやが出たら、次に脱脂をします。
きちんと脱脂できず薬剤が残っているとその部分から変色してくるのでこの作業は、非常に重要です。
脱脂した管体やキー・パーツは2週間ほど放置して落ち着かせました。
その後は、従来のオーバーホールと同じです。
下の画像は、修理が完了したサックスです。
若干キーカップなどにデコボコがありますが、お客様と相談した結果、
音への影響を考慮し、できる限り真鍮を削るのを避けて磨いたためです。
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「ビンテージサックスのオーバーホール大作戦」
で行われた事と同じ状態のアルトサックス
(25年前に買ったフラセルSA80)
を同じ作業をしてオーバーホールした場合に、
費用はおいくらになりますか?
2010/8/19 木曜日 13:36:37 posted by ヤスハル
ヤスハル様
アルペジオ楽器のリペア担当の尾原と申します。
修理のお問合せ誠にありがとうございます。
ラッカー剥離のノーラッカー仕上げのオーバーホールの金額は、ラッカーの状態やサビの状態によって若干変化しますが、大体120,000円前後です。
ご検討くださいませ。
修理をご依頼いただける場合は、一度弊社にメールかお電話にてお申込みのうえ、送料着払いにて弊社にサックスをお送りください。
よろしくお願いいたします。
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担当: 尾原
2010/8/19 木曜日 14:08:04 posted by アルペジオ楽器