投稿日:2007年09月14日 16:25 金曜日
まずはサックス本体にキズや凹み、キーの曲がりや管体の歪みがないか、ハンダが取れていないかのチェックをします。
次に取れかけたバランスコルクがないか、破れたタンポかないかを確認し、キーの開きにばらつきがないかを確認してリークライトで1つ1つのタンポのふさがり具合を点検し、連結キーのバランス調整をします。
メーカーによってはバランスコルクがすべて柔らかい天然コルクを使用していて、キーを動かした感覚がしっくりこない。
新品の状態ではきれいにタンポがふさがっていても吹いて使用していくうちにコルクが磨耗しキーバランスが狂いやすくなる。
上記の点をふまえ、アルペジオ楽器ではキーの場所によって、より硬いラバーコルクというゴムを混ぜた合成コルクを使用し、よりフィンガリングがスムーズでバランスが狂いにくいセッティングにしております。
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