投稿日:2007年06月04日 14:17 月曜日
本日、アルトサックスのリペアをしました。
サックスのリペア内容は、すべてのキーを分解し、管体を磨いて、キーにはキーオイルを注油し、全体調整を施しました。
古いキーオイルをきれいにふき取り、新しいものに替えてやると音色も良くなる事が多いです。
タンポの調整はリークライトを使い光の漏れ具合を見ながら調整します。
軽くキーをおさえ、タンポがトーンホールに均等にあたるようにします。
少しでも光が漏れているとその部分から息漏れがして、本来のサックスの性能が発揮できません。
1つ1つのタンポの塞がり具合を確認したら次に連結キーのバランスを調整し、同時に塞がるようにします。
その後はキーのオープニングを調整していきます。
キーのオープニングが狭すぎると、つまった様な感じで音の抜けが悪く、音程も低くなる音があります。
反対に広すぎると、音が抑えのきかない感じで、音程も高くなる音があり、速いパッセージやレガートなどを吹く場合、きれいにつながらなかったりします。
キーのオープニングはお客様の好みもありますので、希望を聞いて出来る範囲で好みに合わせて調整するようにしています。
→ サックス修理
セルマー(アメセル、フラセル、ビンテージ)、ヤナギサワ、ヤマハ
凹み直しやバネ交換などは別途料金がかかる場合があります。
上記のサックス以外の修理やリペアは別途料金となります。
クリック → サックス修理(リペア) メニューの一覧ページ
クリック → 修理やリペアのお申し込み方法
■24時間受付の安心で便利な通販(楽器や小物など)もご利用いただけます。
→ (別窓) アルペジオ楽器のオンラインショップ(通販)
管楽器全般の修理(リペア)に関するご質問、ご依頼は迅速に対応させていただきますので、困ったことがあればお気軽にご相談下さい。
■修理・調整済みの中古管楽器を販売しております。
→ (別窓) アルペジオ楽器運営の中古管楽器販売専門店(通販)
■新しい修理ブログはこちら
→ (別窓) アルペジオ楽器NEW修理ブログ
管楽器(金管楽器/木管楽器)や修理(リペア)などのご相談は、アルペジオ楽器までお気軽にお問合わせください。
トラックバックは歓迎ですが、言及リンク(本記事または当サイトへのリンク)の無いものは原則削除対象としています。あらかじめご了承ください。