投稿日:2008年02月14日 14:11 木曜日
実際に、B.AIR アルトサックス用のシームレスリガチャーを吹いた感想を書いていきます。
画像をクリックすると拡大します。
まずは、メーカーサイドの紹介文を掲載します。
「Seamless Ligature (Handmade Special)」は、パイプ材から手作業のハンマーリングでたたき出したシームレス構造のリガチャーです。
音質をさらに高めるために完成後2種類の特殊音響処理を施しています。
パイプ材からたたき出し(ハンマーリング)で作られた、シームレスリガチャー(Seamless Ligature)は、従来製品のように締め付けネジなどのつなぎ目部分がないため、リードのバイブレーションを効率よく音に変換できます。
リードのサポート部は、3点の突起で構成されています。
4点支持やレール状の物では一つ一つ違うリードの形状、また振動の種類や大きさによって接地面への加重が変化するためリードの振動が不安定になり音を濁らせる原因となります。
3点支持では、吹奏時にリードの重心が移動せず全ての音域で響きを安定させる事ができます。
板状のウェイトは、リードの「振動エネルギー」が下の方向に逃げてしまうのを防ぎます。
これにより音に方向性が生まれ、吹奏感にほどよい抵抗を与える事でまとまりのある安定した演奏ができます。
実際に私が吹いた感想です。
試したのはセルマー(SELMER)用のリガチャーを試してみました。
実際にシームレスリガチャーを持った感じは、パイプからの叩き出しで通常のリガチャーより重くパワフルな音質を想像していましたが、吹いてみると想像とは違い、繊細で音の雑味が少なく、リードの振動を無駄なく伝えて音を作ってくれる感じがしました。
音域によっての音ムラや音の大きさによるムラが無くストレスを感じることなく音を出すことが出来ます。
サックス用リガチャー B.AIR SeamlessLigature(シームレスリガチャー) 商品ページ
サックス(SAX)リガチャー B.AIR 取り扱いしてます!!『ブログ記事』
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